はじめに
「キャッチャーミットのポケット位置と、深いポケットの作り方を知りたい。」
そんなあなたに、野球ブロガーのグルテン小松(@koma_gloves)がキャッチャーミットのポケット位置と、深いポケットの作り方を解説していきます。
筆者はキャッチャーミットを4-5個使用した実績があります。
キャッチャーミットのポケット位置は、ウェブ下よりボール1個分下が理想とされています。
この記事を読むことによって、
- キャッチャーミットのポケット位置
- 深いポケットの作り方
について学ぶことができます。
ミット紹介
今回は久保田スラッガーの軟式用キャッチャーミットを参考に、ポケット位置の解説をさせていただきます。
ポケット位置
キャッチャーミットのポケット位置は、ウェブ下からボール1個分下、ミットの中心が理想とされています。
下の画像、赤い丸を付けた部分です。
このポケット位置で捕ると、ミットにダメージが少なく、音も鳴りやすいです。
ZETTベースボールチャンネルの、小林誠司選手のミット解説動画を参考にさせていただきました。
なぜこの位置が理想とされているかを、次の項目から詳しく解説していきます。
ミットが破けにくい
理想のポケットで捕球できると、キャッチャーミットが長持ちします。
ウェブ寄りにポケットを作ると、ウェブとミットを繋ぐ紐が破れることが多いです。
下の画像の青い丸で囲われた部分です。
プロ野球レベルになると、捕球面が裂けるということもあります。
下記の動画では、ロッテの松川虎生選手のキャッチャーミットが紹介されています。
0:45あたりから、松川選手のミットが紹介されています。
松川選手は親指寄りのウェブ側で捕球するタイプです。
1年使った結果、捕球面が裂けてしまっています。
もちろん選手によって捕球のタイプは違いますが、ウェブ側で捕るとミットへのダメージが大きいです。
そのため、ミットが破けにくい、中心にポケットを作ることをおすすめします。
音が鳴る
キャッチャーミットの中心にポケットを作ると、音が鳴りやすいです。
ミットの中心で捕球をし続けることによって、ポケットが深くなります。
ポケットが深くなることで、ボールが収まりやすくなり、安定して音が鳴ります。
下記の動画では、横浜の戸柱選手がキャッチング練習をしています。
戸柱選手は捕球位置が一定で、ほとんどミットの中心で捕球しています。
ミットの中心で捕球することで、良い音が鳴りやすくなります。
深いポケットの作り方
最後に、深いポケットの作り方を解説します。
深いポケットを作るためには、一定の位置でボールを受け続け、ポケットにくぼみを作ることが大切です。
そのため、キャッチボールやピッチャーの球を受け、正確な位置でキャッチングすることが、ポケットを作る近道です。
バッティングセンターのマシンでボールを受けるという手もあります。
バッティングセンターのボールは重いため、ポケットをより形成しやすいです。
おわりに
今回はキャッチャーミットのポケット位置と、深いポケットの作り方について解説させていただきました。
キャッチャーミットのポケット位置と、深いポケットの作り方は、
- ウェブ下からボール1個分下、ミットの中心
- 心にポケットを作ると、音が鳴りやすい
- ボールを受け続けることで、深いポケットができる
などが有効です。
下記の記事では、キャッチャーミットの型付け方法を解説しています。
キャッチャーミットの型付け方法について知りたいあなたに、読んでいただきたい記事になっています。
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