はじめに
「ストレートの投げ方を知りたい。」
「回転数の多いストレートを投げたい。」
そんなあなたに、野球ブロガーのグルテン小松(@koma_gloves)がストレートの投げ方を解説していきます。
回転数の多いストレートを投げるには、ボールの握り方が重要です。
この記事を読むことによって、
- ストレートの投げ方
- 回転数の多いストレートの握り方
について学ぶことができます。
ストレートとは?
投げ方の前に、ストレートについて簡単に解説させていただきます。
ストレートは、野球において最も基本的な球種です。
その名の通り、一直線にボールが進むような軌道になります。
実際は一直線に進んでいない?
先ほどのストレートについての解説を見て、疑問に思いませんでしたか?
進むような軌道、という書き方です。
このような書き方にした理由は、実際はボールが一直線に進むことはないからです。
なぜなら、ボールがリリースされた後、重力によってボールが沈むからです。
少し難しい話になりますが詳しく解説すると、ボールはリリースされた後、重力によって下方向への力が発生します。
ストレートの投げ方と握り方を画像付きで解説 変化球(野球)研究所~変研~ (xn--18jvc319lb8ehln4rer93a.com)
このままだとどんどん下に落ちていってしまいますが、ストレートにはこれに抵抗する力があります。
それが上方向への回転、バックスピンによって生み出されるマグヌス効果による力です。
全く沈まないストレートは投げることは不可能です。
しかし、ボールに上方向への回転を強くかけることで、沈みにくいストレートを投げることはできます。
沈みにくいストレートは、バッターから見ると球速以上に速く見えて、打ちにくいボールです。
この記事では、回転数が多く、沈みにくいストレートの投げ方を解説していきます。
握り方
ストレートの基本的な握り方はこちら。
まず、人差し指と中指を縫い目にかけます。
その後、親指と薬指は自然な形で、脱力できる位置に添えます。
筆者の場合、親指と薬指をこの辺りに添えています。
人差し指と中指で押し出す
ストレートのリリースは、人差し指と中指で押し出すことが重要です。
人差し指と中指で押し出すことで、ボールに強い回転がかかります。
ただし、リリースの瞬間のみ力を入れて押し出すことが重要です。
リリースの前に力が入ってしまうと、引っかけたワンバンや、抜けたボール球になってしまいます。
回転数が多いストレートの握り方
ここまで、基本的なストレートの投げ方とリリースを解説しました。
最後に、回転数の多いストレートの握り方を解説していきます。
回転数の多いストレートの握り方はこちら。
通常のストレートと比べて、人差し指と中指の幅がない(くっついている)のが特徴です。
リリースは通常のストレートと変わらず、人差し指と中指で押し出すようにリリースします。
筆者は指の幅を狭めたことで、ストレートの球速と回転数がアップしました。
もちろん、投げやすい握りは人それぞれです。
球速に悩んでいるあなたは、様々な指の幅でストレートを投げて、試すことをおすすめします。
おわりに
今回はストレートの投げ方を解説させていただきました。
ストレートの投げ方は、
- 人差し指と中指を縫い目にかける
- 親指と薬指は脱力できる位置に添える
- 人差し指と中指で押し出すようにリリースする
の3つが重要で、人差し指と中指の幅を狭めると回転数が多くなりやすいです。
下記の記事では、ツーシームの投げ方を解説しています。
ツーシームの投げ方について知りたいあなたに、読んでいただきたい記事になっています。
【軟式野球】ツーシームの投げ方を解説!ピッチャー初心者でも投げられる! | グルテン小松の野球メディア (glutenkomatsu.com)
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