はじめに
「グラブの紐が切れてしまって、自分で交換するか検討している。」
そんなあなたに、野球ブロガーのグルテン小松(@koma_gloves)が自分でグラブの紐交換をするメリットを解説していきます。
自分で紐交換をすると、グラブの構造を学ぶことができます。
この記事を読むことによって、
- グラブの紐交換を自分で行う場合のメリット
- グラブの紐交換を自分で行う場合のデメリット
について学ぶことができます。
メリット
グラブの紐交換を自分で行うメリットは、
- 工賃がかからない
- 自分で調整できる
- グラブの構造を学ぶことができる
の3つです。
工賃がかからない
自分で紐交換を行う1つ目のメリットは、工賃がかからないことです。
グラブの紐交換をショップに依頼すると、紐代と工賃がかかります。
自分で紐交換をする場合は、紐代だけで済みます。
紐のカラーも通販で取り寄せるなどで選ぶことができるため、自由にカスタマイズできるのも良い点です。
自分で調整できる
自分で紐交換を行う2つ目のメリットは、紐の間隔などを自分で調整できることです。
筆者も過去に紐交換の経験がありますが、自分で調整したいというのが1番の理由でした。
下記の画像は、自分で紐交換をした際の早川グローブのオーダー軟式用キャッチャーミットです。
初めて自分でキャッチャーミットの紐交換をしたため、通し方がところどころおかしくなっています。
ですが、キャッチャーミットのウェブをある程度緩めにしたいという調整をすることができました。
このように、自分でグラブの紐交換をすると、紐の間隔などを好みで調整することができます。
グラブの構造を学ぶことができる
自分で紐交換を行う3つ目のメリットは、グラブの構造を学ぶことができることです。
今はYouTubeなどでも気軽にグラブ作りの工程を見ることができます。
ですが、実際に自分で紐通しをすると、その繊細さや難しさを身をもって体感することができます。
筆者も自分でキャッチャーミットの紐通しをした際、動画を参考にしても、丸1日かかりました。
グラブの構造を知ることで、より愛着が湧くようにもなります。
自分で紐交換をすることで、グラブやミットを作る職人さんに感謝の気持ちが芽生え、貴重な経験をすることができます。
ミズノのグラブマイスターの岸本耕作さんも、紐通しの工程を重要視しています。
ヒモ革でグラブを組み付けます。ヒモ革を締める強さで、形が変わるため、グラブの形状を決めるといってもいい、大切な工程です。
グラブ職人 ~終わりなき道~ 岸本耕作 2022年10月31日 ベースボール・マガジン社
紐交換は紐さえあれば一般人でも行うことができますが、熟練度によってクオリティが変わってきます。
この記事を読んだあなたも、グラブ作りに携わる方々に、感謝の気持ちをもってプレーしていただきたいです。
デメリット
グラブの紐交換を自分で行うデメリットとしては、
- 時間がかかる
- 元に戻せなくなる
- ショップに依頼した方がクオリティが高い
などがあります。
特に元に戻せなくなると致命的ですが、筆者は過去に何度も経験しています。
もし紐交換で困ったら、1度ショップに相談しましょう。
おわりに
今回は自分で紐交換をするメリットを解説させていただきました。
自分で紐交換をするメリットは、
- 工賃がかからない
- 自分で調整できる
- グラブの構造を学ぶことができる
の3つが挙げられます。
下記の記事では、型崩れを防ぐグラブの保管方法を解説しています。
型崩れを防ぐグラブの保管方法について知りたいあなたに、読んでいただきたい記事になっています。
【プロ野球選手も実践】型崩れを防ぐ!グラブの保管方法を解説! | グルテン小松の野球メディア (glutenkomatsu.com)
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