はじめに
「ウイルソンの86型が気になる。」
そんなあなたに、野球ブロガーのグルテン小松(@koma_gloves)がウイルソン86型の軟式用オーダーグラブをレビューしていきます。
使ってみた結果、ウイルソン86型はバランスが良く、指先が強いグラブでした。
この記事を読むことによって、
- ウイルソン86型
について学ぶことができます。
商品紹介
今回紹介するのはこちら。

ウイルソン軟式用のオーダーグラブです。
ウイルソンの内野手用はいくつか型番があります。
今回は86型という型番でオーダーしました。
86型の特徴
ウイルソンの86型は、小指2本入れ推奨の内野手用グラブです。
アメリカオリジナルの型で、ポケットをタテに使う、というコンセプトのグラブです。
86型の特徴として、捕球面の土手が狭いことが挙げられます。
捕球面の画像がこちら。

土手が狭く、全体的に丸みを帯びたグラブです。
ウイルソン86型は、他メーカーの一般的な内野手用とは、大きく異なった形をしています。
納期
ウイルソンのオーダーグラブは、納期が変わりやすいです。
普段は3か月くらいで届くそうですが、私は1月に発注して、5月に届きました。
オフシーズンと被ったことで、4カ月ほどかかったそうです。
2023年2月現在では、4カ月ほどかかるという情報をいただきました。
スーパースキン
ウイルソンのオーダーグラブは、スーパースキンを選ぶことができます。
スーパースキンとは、バスケットボールの革をヒントにした、ウイルソン独自の革です。
スーパースキンを使うことで、軽さと耐久性が増します。
今回のオーダーでは、背面を全てスーパースキンにしました。
ウイルソンのオーダーを検討している人は、スーパースキンを選ぶことをおすすめします。
デュアル
ウイルソンのグラブは、デュアルテクノロジーという機能が搭載されています。
デュアルテクノロジーは、背面のハミダシを2本にすることです。
デュアルテクノロジーによって、
- 自然な手入れ感になる
- 指先が強くなる
などの優れた効果があります。
自然な手入れ感と強い指先を求める人は、ウイルソンのデュアルがおすすめです。
ウェブ
今回のウイルソンオーダーでは、既製品と違うクロスウェブにしました。
規制品の86型は、Hウェブが搭載されています。
クロスウェブにした理由は、手入れや修理が簡単だからです。
Hウェブはウェブ下にダメージを受け続けると、ウェブ紐が切れてしまうことが多いです。
もちろん、Hウェブは軽くてデザイン性が良いため、人気のあるウェブです。
今回は手入れや修理の簡単さを重視して、クロスウェブにしました。
ウイルソンの86型オーダーは、クロスウェブもおすすめです。
バランスが良く、長く使えます。
革
ウイルソンの軟式用オーダーグラブは、プロストックステアレザーが使われています。
プロストックステアレザーは、柔らかくてコシのある、ウイルソン自慢の革です。
厳選された北米産の原皮に、日本国内で最終工程を施した革です。
実際にウイルソンのオーダーグラブを使ってみて、馴染みやすく、程よい厚みがある革だと感じました。
元々柔らかいプロストックレザーと、スーパースキンを組み合わせることで、型付けが非常に早く終わりました。
柔らかいグラブが好きなあなたは、ウイルソンのオーダーグラブでプロストックレザーとスーパースキンを選ぶことをおすすめします。
感想
ウイルソンの86型軟式用オーダーは、捕球感が非常に良いです。
どこにボールが当たっても、ウェブ下のポケットに安定して収まります。
また、デュアルによる指先の強さや、土手が狭いことによって土手でも捕ることができます。
特に逆シングルが捕りやすいため、球際の打球も勝負に行けます。
筆者のような守備に苦手意識があるあなたは、ウイルソンの86型がおすすめです。
おわりに
今回はウイルソン86型の軟式用オーダーグラブをレビューさせていただきました。
ウイルソン86型の軟式用オーダーグラブは、
- 小指2本入れの内野手用グラブ
- クロスウェブは相性〇
- ポケットに安定して収まる
といった特徴があります。
下記の記事では、グラブ手入れの方法を解説しています。
グラブ手入れについて知りたいあなたに、読んでいただきたい記事になっています。
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