はじめに
「グラブの汚れを落とすのに、硬く絞ったタオルで汚れを取る、いわゆる水拭きがいいという説を効いた」
「でも、水は革製品の天敵だし、実際に水拭きでグラブ手入れをしていいのかわからない。」
そんなあなたに、野球ブロガーのグルテン小松(@koma_gloves)が実際に水拭きでグラブ手入れをしました。
水拭きをした結果、クリーナーを使うのと同じくらい、グラブの汚れを落とすことができました。
この記事を読むことによって、
- グラブを水拭きした結果
- 水拭きしても問題はないのか
- 水拭きした後の注意点
について学ぶことができます。
グラブ紹介
今回手入れしていくグラブはこちら。

リンドスポーツの硬式投手用グラブです。
週末の練習で捕球面が汚れてしまいました。

今回は水拭きで汚れを落としていきます。
ブラシをかける
水拭きで手入れをする前に、グラブにブラシをかけます。
筆者はローリングスの馬毛ブラシを使っています。
ローリングスの馬毛ブラシは、柔らかく、革の繊維を傷つけにくいです。
ローリングスの馬毛ブラシは700円くらいと安価なため、グラブ手入れ初心者にもおすすめの商品です。
ブラシはグラブ手入れの工程では必須です。
ブラシをかけることによって、グラブの砂やほこりを落とすことができます。
下記のサイトでも、ブラシをかける工程が重要視されています。
まずは使用後すぐに馬毛ブラシで砂ぼこりを落としましょう。グラブは革製品ですので、砂ぼこりと相性は非常に悪いです。ですので、できる限り使用後すぐにブラシで砂ぼこりを落としましょう。
【初心者向け】グローブの手入れ方法 | 左利き野球人チャンネル (lefthanded-basics.com)
水拭き
ブラシをかけたら、さっそく水拭きしていきます。
まず、タオルを水につけて硬く絞ります。
硬く絞ったら、タオルでグラブを磨いていきます。
汚れが溜まっているところは重点的に、土汚れが落ちるまで磨きます。
手入れ後
手入れ後のグラブがこちら。

土汚れを取ることができました。
水拭きは、クリーナーを使うのと変わらない汚れ落とし性能です。
この後、水分を飛ばすために乾かしていきます。
水拭きのメリット
水拭きには2つのメリットがあります。
2つのメリットは、
- 手軽に手入れできる
- 重くならない
といった点です。
手軽に手入れできる
水拭きで手入れする1つ目のメリットは、手軽に手入れできることです。
水拭きの手入れは、タオルと水があれば汚れを落とすことができます。
クリーナーを使わないため、格安で手入れすることができます。
また、タオルで一気に磨くことができるため、クリーナーをつけて磨く作業を繰り返さなくていいことも魅力です。
水拭きは、手入れの時間を短くすることができます。
重くならない
水拭きで手入れする2つ目のメリットは、クリーナーやオイルで重くならないことです。
水拭きはクリーナーを使わずに汚れを取ることができるため、クリーナーやオイルを塗って重くなりません。
ただし、水拭き後に水分を乾燥させた後は、カサついた部分にオイルを塗る必要があります。
オイルを塗る際は、カサついてる部分に薄く薄く伸ばすことをおすすめします。
オイルを塗り過ぎると、グラブのバランスが悪くなって、重く感じるようになってしまいます。
水拭きのデメリット
メリットが多い水拭きですが、デメリットもあります。
水拭きのデメリットは、乾燥する時間が必要になることです。
水拭きの後には、風通しの良い場所で乾燥させて、水分を飛ばす必要があります。
水分を飛ばさないとグラブに湿気が溜まってしまい、ひどいとカビが生えることもあります。
水拭きで手入れした後は、風通しの良い場所で1時間ほど乾燥させることをおすすめします。
乾燥した後は、グラブのカサついた部分にオイルを塗ると、しっとり感がキープできます。
おわりに
今回はグラブを水拭きで手入れしました。
実際にグラブを水拭きして、
- 手軽に手入れできる
- グラブが重くならない
といったメリットがありました。
水拭き後は1時間くらい乾燥させて、オイルを塗るのがおすすめです。
下記の記事では、ドナイヤのグラブワックスをレビューしています。

ドナイヤのグラブワックスについて知りたいあなたに、読んでいただきたい記事になっています。
【グラブが重くなりにくい】ドナイヤのグラブワックスをレビューしてみた! | グルテン小松の野球メディア (glutenkomatsu.com)
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