はじめに
「キャッチャーミットを小指2本入れで使っても良いのか知りたい。」
そんなあなたに、野球ブロガーのグルテン小松(@koma_gloves)がキャッチャーミットを小指2本入れで使っても良いのかを解説します。
実際に使ってみて、キャッチャーミットの小指2本入れを検討しました。
結論から言うと、キャッチャーミットの小指2本入れはおすすめしません。
この記事を読むことによって、
- キャッチャーミットの小指2本入れをおすすめしない理由
について学ぶことができます。
小指2本入れの設計になっていない
1つ目は、小指2本入れ設計になっていない、です。
小指2本入れ対応のグラブは、小指2本入れに合った設計になっています。
小指2本入れで有名なグラブに、ウイルソンの86型があります。
ウイルソン独自の土手が狭い設計で、86型は小指2本入れ対応の内野手用グラブになっています。
2022年10月現在、市販で小指2本入れ対応のキャッチャーミットは販売していません。
設計と合っていない使い方をすることによって、型崩れを起こす可能性が高くなります。
捕球感が薄くなる
2つ目は、捕球感が薄くなる、です。
キャッチャーミットを小指2本入れにすると、手への衝撃が小さくなります。
手が痛くならないため、メリットにみえます。
しかし、ボールがどこに入ったのかわからなくなるため、デメリットでもあります。
また、捕球感が薄れるため、正しいポケットにボールが入りにくくなります。
正しいポケット位置でボールを捕るために、キャッチャーミットの小指2本入れはおすすめしません。
ボールの収まりが悪くなる
3つ目は、ボールの収まりが悪くなる、です。
今回の検証にあたって、アイピーセレクトの軟式用キャッチャーミットを小指2本入れで使って、ボールを受けてみました。
捕ること自体は難しくなかったです。
ただし、小指2本入れにしたことによりポケットが広がりすぎてしまい、ボールが遊ぶようになりました。
キャッチャーミットを通常入れに戻ると、一か所にボールが収まるようになりました。
キャッチャーミットの小指2本入れは、盗塁阻止の握り替えなどで、かなりのデメリットになります。
おわりに
今回はキャッチャーミットの小指2本入れをおすすめしない理由について解説させていただきました。
キャッチャーミットの小指2本入れをおすすめしない理由は、
- 小指2本入れの設計になっていない
- 捕球感が薄れる
- ポケットが広がりすぎる
などがあります。
下記の記事では、キャッチャーミットの型付けを解説しています。
キャッチャーミットの型付けについて知りたいあなたに、読んでいただきたい記事になっています。
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