はじめに
「イチローさんのグラブが気になる。」
そんなあなたに、野球ブロガーのグルテン小松(@koma_gloves)がイチローさんの外野手用グラブを解説していきます。
イチローさんは、手を入れたときにストレスがないような、軽さと柔らかさを重視したグラブにこだわっています。
この記事を読むことによって、
- イチローさんのグラブ
について学ぶことができます。
メーカーはどこ?
イチローさんは、ミズノのグラブを使っています。
下記のグラブは、ミズノがイチローさんと共同開発した、A51というモデルです。
A51については、後々解説させていただきます。
ミズノでオーダーできるの?
ミズノでは、イチローさんモデルのグラブをオーダーすることができます。
ミズノのオーダーシミュレーションはこちら
イチローさんは2019年に、シアトル・マリナーズで現役を引退されています。
しかし2023年10月現在、ミズノのカタログにはイチローさんの名前が載っています。
ミズノのカタログはこちら
球史に残るレジェンドであるイチローさんのモデルは、引退されてもたくさんオーダーされています。
下記の動画では、ミズノオオサカ茶屋町店のランキングを紹介しています。
ミズノオオサカ茶屋町店のランキングでも、イチローさんモデルの外野手用グラブは人気があります。
グラブの大きさ
イチローさんのグラブは、一般的な外野手用グラブの大きさです。
ミズノの外野手用グラブは、16Nと18Nの2つがあります。
18Nが一般的な外野手用グラブの大きさで、16Nは外野手用グラブとしてはややコンパクトです。
イチローさんモデルの大きさである18Nが、外野手用グラブのオーソドックスな大きさといわれています。
ポケットが深い
イチローさんのグラブは、ポケットが深いです。
イチローさんのグラブは、ミズノの外野手用グラブの基本形になっています。
ポケットが深く、捕球することを重視したグラブです。
手にストレスがない
イチローさんは、手にストレスがないグラブを重要視しています。
イチローさんは、もともとミズノの坪田信義さんが作ったグラブを使われていました。
2006年、坪田さんから岸本耕作さんが、イチローさんの後任の担当になります。
岸本さんが担当になって、イチローさんが最初の1個のグラブを使うまで、岸本さんは70~80個ほどのグラブを作ったという記録があります。
「試合で使う」と言っていただけたのは、初めてでした。その時点まで私はイチローさんのグラブを70~80個作っていた。そこからやっと、「最初の1個」が生まれたのです。
岸本耕作 「最初の1個」 『グラブ職人 ~終わりなき道~』 ベースボール・マガジン社 2022年10月31日 p96
イチローさんは、手を入れたときにストレスを感じないグラブに、こだわりをもっていました。
イチローさんと岸本さんのやりとりについては、下記の本で詳しく記されています。
イチローさんは、手と一体化するような、ストレスのないグラブを求め続けていました。
軽さと柔らかさ
イチローさんは、グラブに軽さと柔らかさを求めています。
イチローさんはグラブに究極の柔らかさを求めていました。同時に究極の柔らかさも求めていました。
村尾隆介 「担当者が考える「イチローさんが道具を大切にする理由」」 『ミズノ本』 株式会社ワニブックス 2021年8月20日 p51
イチローさんが監修したA51というグラブは、イチローさんのグラブに近い軽さと柔らかさになっています。
一般的なミズノプロのグラブよりも、より軽さと柔らかさが重視されています。
イチローさんのようなグラブが使いたいあなたは、A51を購入することをおすすめします。
軟式用のA15も発売されています。
おわりに
今回はイチローさんの外野手用グラブを解説させていただきました。
イチローさんの外野手用グラブは、
- ミズノで人気のあるモデル
- ストレスがない手入れ感
- 軽さと柔らかさを重視
といった特徴があります。
下記の記事では、秋山翔吾選手の外野手用グラブの特徴を解説しています。
秋山翔吾選手の外野手用グラブについて知りたいあなたに、読んでいただきたい記事になっています。
【広島】秋山翔吾選手の外野手用グラブの特徴を解説してみた! | グルテン小松の野球メディア (glutenkomatsu.com)
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